分類 |
植物 |
タイトル |
大場秀章著作選1 植物学史・植物文化史 |
サブタイトル |
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著者 |
大場秀章 |
ページ数 |
432 |
判型 |
A5判・上製 |
定価 |
5,280円(本体4,800円) |
内容 |
西洋における植物学の体系化を概観し、植物愛好熱と健康指向に支えられた江戸時代の日本の本草学の実相と、本草学を脱した近代植物学が明治の日本に根づくまでを、人々の活躍と業績を追いつつ解説した論考を収録。 |
目次 |
第1部 植物学における知の体系化
自然の体系
植物分類学の始祖リンネと種名のタイプ
アブラナ科栽培植物の学名について
おし葉標本とハーバリウム
大学博物館が目指すもの
ヨーロッパ中世の『植物誌』─その特徴と意義
第2部 日本近代植物学への架け橋─江戸・明治の巨人たち
〈講演録〉江戸の植物学を俯瞰する
水谷豊文と『木曾採薬記』
日本における植物学の歩みと小石川植物園
小石川植物園の一般への公開
伊藤圭介と物産学
東京大学植物標本室に関係した人々
松村任三先生の事跡を讃える
日本におけるボタニカルアートの歴史
謎の植物画家、加藤竹斎
五百城文哉の植物画
第3部 日本の植物に魅せられた人々
黎明期の日本植物研究
ケンペルをとらえた日本の植物
ケンペルの日本植物への挑戦
ツュンベルクと江戸時代の植物学
シーボルトに学ぶこと
シーボルト植物コレクションを集大成したミクェル |
PDFパンフレット |
(3976KB) |
備考 |
【著者略歴】
大場秀章(おおば・ひであき)
1943年東京生まれ。理学博士(東京大学)。
東京大学総合研究博物館教授。
専門:植物分類学。
〔主な著書〕
『The Himalayan Plants(Vols.1, 2, 3)』1988~99年(東京大学出版会)
『秘境崑崙を行く』1989年(岩波書店)
『森を読む』1991年(岩波書店)
『日本の自然・地域編』1994年(共著、岩波書店)
『植物学と植物画』1996年(八坂書房)
『江戸の植物学』1997年(東京大学出版会)
『日本森林紀行』1997年(八坂書房)
『バラの誕生』1997年(中央公論社)
『ヒマラヤを越えた花々』1999年(岩波書店)
『花の男シーボルト』2001年(文藝春秋)
『新・シーボルト研究1』2003年(共著、八坂書房)
『植物学のたのしみ』2005年(八坂書房)
『大場秀章著作選1 植物学史・植物文化史』2006年(八坂書房)
『大場秀章著作選2 植物分類学・植物地理生態学』2006年(八坂書房)
〔主な訳書〕
コーナー『植物の起源と進化』1989年(共訳、八坂書房)
クーポウィッツ&ケイ『植物が消える日』1993年(八坂書房)
コーナー『ボタニカル・モンキー』1996年(八坂書房)
『シーボルト 日本の植物』1996年(監修・解説、八坂書房)
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ISBN978-4-89694-788-5 |
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