野菜の日本史

分類 食文化 
タイトル 野菜の日本史 
サブタイトル ─青葉 高 著作選 II─ 
著者 青葉 高著 
ページ数 320頁 
判型 四六・上製 
定価 3,080円(本体2,800円) 
内容 記紀万葉に始まる古典に現れた野菜を通して、日本の野菜利用の歴史を綴る。さらにマコモ、ハコベ、ギシギシ、ハマダイコンなど多くの古典野菜について特徴や栽培・利用法などを詳述する。 
目次 1 古典の中の野菜
 1.記紀に記された「菜」
 2.正倉院文書の中の蔬菜
 3.『万葉集』に詠まれた菜
 4.『本草和名』の中の菜
 5.『延喜式』でみる菜蔬の利用と栽培
 6.『和名類聚紗』の中の菜蔬
 7.『庭訓往来』と『尺素往来』の中の野菜
 8.『邦訳日葡辞書』に記された野菜
 9.『清良記』巻七『親民鑑月集』の中の野菜
 10.『新刊多識編』の中の野菜
 11.『料理物語』の中の青物
 12.『毛吹草』の中の野菜
 13.『農業全書』の中の野菜
 14.『本朝食鑑』の中の菜
 15.『菜譜』の中の諸菜
 16.享保・元文諸国産物帳の中の野菜
 17.『舶来穀菜要覧』と明治初年の導入野菜

2 古典野菜
 蕨(ワラビ)
 薦(マコモ)
 烏芋(クログワイとオオクログワイ〉
 水葱(ナギ)
 萱草(カンゾウ類)
 蘭(アララギ)
 ところ(トコロ)
 羊蹄(ギシギシ)
 蓼(タデ)
 虎杖(イタドリ)
 藜(アカザ)
 すべりひゆ(スベリヒユ)
 繁縷(ハコベ)
 蓴(ジュンサイ)
 骨蓬(コオホネ)
 おにばす(オニバス)
 茎立(クキタチ)
 温菘(ハマダイコン)
 薺(ナズナ)
 苜蓿(ウマゴヤシ)
 椒(サンショウ)
 葵(フユアオイ)
 菱(ヒシ)
 太羅(タラノキ)
 蘇良自(ソラシ)
 あさざ(アサザ)
 龍葵(イヌホオズキ)
 我蒿(ヨメナ)
 薊(アザミ)
 荼(ノゲシ) 
PDFパンフレット  
備考 【著者紹介】

青葉 高(あおばたかし)
1916年埼玉県生まれ。1937年千葉高等園芸学校卒業。1964年山形大学農学部教授。1976年千葉大学園芸学部教授。1982年退官。1989年勲三等旭日中授章。
農学博士。専攻:蔬菜園芸学。
1999年1月死去。
主な著書:『北国の野菜風土誌』東北出版企画 1976、『野菜一在来品種の系譜』(ものと人間の文化史43)法政大学出版局 1981、『日本の野菜一果菜類・ネギ類』(植物と文化双書)八坂書房 1982、『日本の野菜一葉菜類・根菜類』(植物と文化双書)八坂書房 1983(上記2冊合本『日本の野菜〈青葉 高 著作選1〉』)、『菜果春秋一野菜・果物』(食の昭和史5)日本経済評論社 1988(共著)、『野菜の博物学』(ブルーバックス)講談社 1989、『野菜の日本史〈青葉 高 著作選2〉』八坂書房 1991、『野菜の博物誌〈青葉 高 著作選3〉』八坂書房 2000

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ISBN978-4-89694-457-0 

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