分類 |
園芸・農業 |
タイトル |
有機農業の基本技術 |
サブタイトル |
─安全な食生活のために─ |
著者 |
C.D.シルギューイ著/中村英司訳 |
ページ数 |
292頁 |
判型 |
四六・並製 |
定価 |
2,090円(本体1,900円) |
内容 |
品種の選定、土壌の改良と管理から、生産上の技術、経済的効果、環境負荷についての収支に至るまで、有機農業に必要な体系的な知識と経験を網羅した画期的な有機農業のテキスト!『有機農産物に係わる表示ガイドライン』全文を掲載! |
目次 |
第1章 生産技術
I 施肥
1 基本となる原則
2 有機質の肥料
3 堆肥作り
4 緑肥
5 鉱物質の肥料
II 輪作
1 有畜名品目栽培での輪作
2 野菜の輪作
III 品種の選び方
IV 混作
V 土の耕し方
1 基本となる原則
2 技術
VI 雑草の管理
1 予防的手段
2 除草の実際技術
VII 病害虫防除と作物の健康保持
1 基本となる原則
2 予防的な方法
3 防除法
4 おもな害虫の防除法
5 おもな病害の防除
VIII 有機農業への転換
1 技術診断と経営診断
2 輪作の修正
3 施肥計画
4 土の耕し方
IX 畜産
1 畜産経営での基本原則
2 草食動物
3 養鶏
4 養豚
X 生命力動農法(バイオダイナミック農法)
1 特有の調製剤
2 そのほかの有効な製剤
3 禁止されている製品と方法
4 注意深い堆肥作り
5 月と星座の影響
6 地球の日ごとの呼吸
第2章 有機農業での経済、作物の質、環境負荷についての収支
I 経済的成果
1 適度な進展速度の農場
2 転換期の経営
3 販売市場の進展
II 食物の質
1 硝酸態窒素の含量がはっきり少ない
2 殺虫剤残留のない生産物
3 ビタミン、ミネラル、生命エネルギー
4 外観
III 環境の保全
1 集約的近代農業がもたらす災害の告発
2 環境に対する有機農業の大きなプラス収支
第3章 規約の制定
I 「有機農業」という表現の保護
1 常任法制委員会
2 生産者およびそのほかの実施者の登録
3 転換義務期間
4 域外からの農産物の輸入
5 欧州規約によって指示された有機農業生産の原則
II 各段階での監督
1 作物生産経営
2 植物性生産物を主材料とする食品の加工と包装・梱包の部門
第4章 有機農業運動史
I 精神的指導者と先駆者たち
1 密教的な運動─人智学
2 「有機農業」の運動
3 健康で自然な生活を求める運動
II 欧州での発展─ゆるやかな前進
1 エコロジー勢力での新しい波
2 規約書
3 組織と再編成の進展
4 有機農業のための研究と開発
III 公的認知と公的助成
1 法律の採択
2 研究と開発─増大する公的支援
3 教育と職業訓練
4 転換のための助成
5 南欧・東欧諸国の登場
6 北米での有機農業の大発展
◎日本語で書かれた有機農業の書物
付録 有機農産物及び特別栽培農産物に係る表示ガイドライン
有機農産物及び特別栽培農産物の生産管理要領 |
PDFパンフレット |
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備考 |
[訳者]
中村英司(なかむら・えいし)
1921年、富山県生れ。京都大学農学部農学科卒業。農学博士(野菜栽培生理学)。
滋賀県農業試験場、滋賀県立農業短期大学、滋賀大学、ジョモケニヤッタ農工大学(ケニア)などで研究・教育に従事。滋賀県在住。1970年代から、地元農家と有機野菜栽培の研究を開始、今日にいたる。
著書・訳書-『園芸植物の開花調節』(共著、誠文堂新光社、1970)、『蔬菜園芸学』(共著、朝倉書店、1973)、『園芸植物の開花生理と栽培』(誠文堂新光社、1978)、『栽培植物発祥地の研究』(八坂書房、1980)、『自然保護と有機農業』(農政調査委員会、2000)、『作物の健康』(八坂書房、2003)ほか
原題 "L'agriculture biologique: des techniques efficaces et polluantes" Catherine de Silguy
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ISBN978-4-89694-407-5 |
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