コウモリ

分類 動物・昆虫 
タイトル コウモリ 
サブタイトル ―進化・生態・行動― 
著者 J.D.オルトリンガム著 松村澄子監修/コウモリの会翻訳グループ訳 
ページ数 404頁 
判型 A5・上製 
定価 8,250円(本体7,500円) 
内容 地球生態系において大きな役割を果たしているコウモリの多様で不思議に満ちた世界を最新の研究成果を踏まえ、生態学、行動学、生理学、空気力学まで駆使し、魅力的な挿図とともに詳述。コウモリ学の集大成とも言うべき書。 
目次 序論 コウモリから生物学を学ぶ

1 コウモリの進化と多様性
進化
コウモリの分類と分布と多様性
2 飛翔
空気力学の基礎:翼とはばたき飛翔
飛翔の進化
飛翔によって得られる利点と、飛翔動物に要求されること:飛翔の生理的、生体力学的特色
翼の構造と飛翔中の翼の動き
生態学から見た飛翔
3 エコーロケーション
エコーロケーションとは?
小コウモリ類の発声とその知覚
エコーロケーション・コール
コウモリはどのようにして他のコウモリの音波による混乱を防ぐのか
聴覚の適応と、エコーロケーションの神経基盤
野外での行動研究一コウモリは獲物を選択しているのか?
エコーロケーションとナビゲーション
エコーロケーションのコスト
エコーロケーション以外の方法で狩りをする小コウモリ類
エコーロケーションの生態学:飛翔、食物、採餌習性の相互関係
エコーロケーションの進化
4 トーパーと冬眠
エネルギーバランス
外温性・内温性・異温性
トーパーと冬眠
恒温性のコストと体の大きさとの関係
トーパーの生理学
トーパーと冬眠の生態学
生物の体内時計(biological clocks)
トーパーと冬眠の進化
5 繁殖生態と成長
繁殖サイクル
妊娠
子どもの誕生と成長、生存
母と子のコミュニケーションと子育て
ねぐらの選択と母親の採餌様式
交尾行動
6 行動生態学
ねぐらの生態
採餌生態
情報の伝達
生息地、食物、採餌、社会構造と行動の相互作用
渡りとナビゲーション
7 群集生態学およびコウモリと他の生物との相互作用
世界的分布、密度、種の豊富さ
群集(communities)とギルド(guilds)
捕食者と被食者
コウモリと植物
8 保護
なぜコウモりを保護しなければならないのか?

解説 分岐分類学
解説 分子分類学
解説 飛翔に必要なパワー
解説 音

用語解説 
PDFパンフレット  
備考 在庫はメールでお問い合わせください。
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ISBN978-4-89694-412-9

 

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