分類 |
美術・工芸 |
タイトル |
シャルトルの彫刻たち |
サブタイトル |
聖母の衣の裾に触れる |
著者 |
高野禎子 |
ページ数 |
224頁 |
判型 |
A5判・上製 |
定価 |
2,640円(本体2,400円) |
内容 |
西欧中世建築の白眉、シャルトル大聖堂の魅力を、聖堂外壁を飾る「石の衣」=「彫刻」の読み解きを出発点にしてわかりやすく解説。彫刻からステンドグラス、さらには大聖堂全体の理解へとひろがる16章の冒険。図版・資料多数。
「世界遺産」にして西欧中世建築の白眉、シャルトル大聖堂──その魅力の核心に、16の「石の衣」=彫像を通して肉迫する! |
目次 |
はじめに
1 洗礼者ヨハネ
2 聖女モデスタ
3 教皇グレゴリウスと弟子
4 ヨブとその妻
5 神の想念に芽生えた人の姿
6 聖母のエリザベツ訪問
7 聖マルティヌス
8 書物を手にした聖ヨハネ
9 火にあたる男──月暦二月の場面
10 いたずらっ子に愛の鞭を──文法の擬人像
11 聖母の死
12 日時計の天使
13 審判者としてのキリスト
14 針と糸の聖母
15 眠るエッサイ
16 マィエスタス・ドミニ──西正面に君臨する神
あとがき
付録
シャルトル大聖堂年表
西正面扉口の主要彫刻一覧
南正面扉口の主要彫刻一覧
北正面扉口の主要彫刻一覧
シャルトル大聖堂ステンドグラス配置概観図 |
PDFパンフレット |
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備考 |
[著者略歴]
高野 禎子(たかの・よしこ)
清泉女子大学教授
専門は西洋中世美術史。特に英仏のステンドグラスの歴史を研究対象としている。
主要著作に、『天使が描いた』『天国へのまなざし』『北方に花ひらく』『美はアルプスを越えて』(責任編集・分担執筆、『NHK日曜美術館 名画への旅』第3、4、9、10巻、講談社、1992–93年)、「ランテルヌ・デ・モール─フランス中世の死者の燈火」(『美術史』120号、1986年)、「ロマネスク聖堂の窓 1〜3」(『季刊iichiko』18–20号、1991年)、「シャルトル大聖堂の南薔薇窓―技法・修復・図像学」(『日仏美術学会会報』28号、2009年)、「シャルトル大聖堂のステンドグラス《Baie 48:聖ヨハネ伝の窓》 その1~その5」(『清泉女子大学紀要』55、56、58–60号、2007–12年)、『カタログ《聖ヨハネ伝の窓》』(私家版、2013年)、「薔薇窓の黙示録」(『黙示録の美術』竹林舎、2016年)など。
また主要訳書に、B.ドリヴァル『ルオー全絵画』(共訳、全2巻、岩波書店、1989年)、J. Ch.バィイ『西洋絵画の流れ』(共訳、岩波書店、1994年)、M.クノー『魂にふれるイコン』(せりか書房、1995年)などがある。
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ISBN978-4-89694-338-2 |
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