日本の香り物語[新版]

分類 文化史 
タイトル 日本の香り物語[新版] 
サブタイトル 心に寄り添う香りのレシピ 
著者 宮沢敏子 
ページ数 160頁 
判型 四六判・上製 
定価 1,760円(本体1,600円) 
内容 源氏物語の薫香、正倉院の宝物と香料、明治期の舶来香水等、香りに纏わる人と人との物語を綴り、日本の香りの歴史をやさしく語る。美しい写真と物語にちなむ香りのレシピ25点。初版2011年の新版(写真差替、レシピ変更有)。 
目次 Ⅰ. 日本の香り物語
源氏物語の香り 平安貴族の愛した渡来の薫物
 レシピ:
 源氏物語の香り 練り香
陰翳礼讃 闇の中の香りの誘惑
 レシピ:
 「陰翳礼讃」の香り 蓮と龍脳
正倉院の香り 聖武天皇に捧げた光明皇后の思い
 レシピ:
 正倉院の香り 
 蟬の呵梨勒/正倉院の小香袋 
 楊貴妃の愛した香袋
菊花の契り 菊の香りに託された尽くせぬ思い
 レシピ:
 「菊花の契り」の香り
 菊の室礼
シルクロード「絹の道」 織物に染み付いた古代インドの香り
 レシピ:
 シルクロード「絹の道」の香り
 オリエンタルポプリ
香水物語 女性たちの心をとらえた舶来の香水
 レシピ:
 「香水物語」の香り
 黒薔薇のポプリ
日本の香りの歴史
 [飛鳥時代]
  仏教の伝来と香/香木の漂着と聖徳太子
 [奈良時代]
  鑑真和上の来日/正倉院の宝物
 [平安時代]
  もののあわれ/薫衣香/練り香
 [鎌倉・南北朝・室町時代]
  婆紗羅大名・佐々木道誉/東山文化を築いた足利義政
 [安土桃山・江戸時代]
  安土桃山文化/一木四銘/伽羅の油
  レシピ:
  「日本の香りの歴史」の香り
  火打ち袋の香袋

Ⅱ. 香りのレシピ
1、紫根染めの香包み
2、ふくら雀の香り雛
3、更紗の旅路の香入れ
4、菊の薬玉飾り
5、潮騒の香り
6、貴婦人の薔薇のポプリ
7、妖精のポプリ
8、のし形匂い袋と花結び
9、匂い玉
10、金粉入りハンガリーウォーター
11、香りの標本
12、蜜蠟の天然アロマワックス
13、香り貝合わせ
14、麝香のポプリ

[column]
京都・嵯峨野の桜物語
 桜の香り花びら/桜舞う日のポプリ/語りかける花
 寒椿の花飾り 
PDFパンフレット  
備考 ★著者紹介
宮沢敏子(みやざわ としこ)
東京生まれ。香りと室礼作家。
日本の文化や歴史を背景に自然の生み出したフレグランスと室礼の普及に努め、1992年より「香り花房・かおりはなふさ」主宰。
野の花を愛し茶道・仕覆に親しみ、独特の感性をもってその世界を表現している。
著書:『日本の香りと室礼』八坂書房

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ISBN 978-4-89694-336-8 

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