分類 |
歴史・民族・宗教 |
タイトル |
グリム ドイツ伝説集 |
サブタイトル |
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著者 |
グリム兄弟(ヤーコプ・グリム/ヴィルヘルム・グリム)[編著] 吉田孝夫[訳] |
ページ数 |
800頁 |
判型 |
A5判・上製 |
定価 |
7,920円(本体7,200円) |
内容 |
物語の原石の宝庫、「もうひとつのグリム」待望の新訳!
『グリム童話』と平行して、兄弟が蒐集に明け暮れた伝説集の新訳決定版。
「ハーメルンの子どもたち」など、土地にまつわる伝説を集めた第I部の363編、「ヴィルヘルム・テル」「白鳥の騎士」などの歴史伝説を収めた第II部の221編、計584編を、グリム兄弟の手跡確かな初版本(生前に刊行された唯一の版。ちなみに広く流布した第三版は兄弟没後の再編集本)に拠って全訳。各編に訳註を付すほか、巻末の補遺・解説等も充実。
巨人・小びと・水妖・苔娘・悪魔・魔女・夢魔・人狼・黒騎士・「荒ぶる狩人」などの「あやかし」たちが、日常世界・現実空間に闖入し、人びとの運命を揺り動かす印象的な物語の数々を、『グリム童話』の画匠としてもおなじみ、オットー・ウッベローデの挿画とともに。
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目次 |
グリム ドイツ伝説集
略目次/■第Ⅰ部■/序言/(001)クッテンベルクの三人の鉱夫/(002)山の精霊/(003)ハルツの山の修道僧/(004)ホレさまの池/(005)ホラさまは巡り歩く/(006)ホレさまの風呂/(007)ホラさまと忠実なエッカルト/(008)ホラさまと農夫/(009)弾ける根/(010)ボイネブルクの娘/(011)ピールベルク山/(012)城の乙女/(013)蛇の乙女/(014)重すぎる赤ん坊/(015)サルルン近くの古いワイン蔵/(016)巨人の遊び/(017)巨人のおもちゃ/(018)巨人アインヘア/(019)巨人の柱/(020)ケーターベルク山/(021)ゲロルツエック城/(022)ニュルンベルクの皇帝カール/(023)キュフホイザー山のフリードリヒ赤髭王/(024)ヴァルザーフェルトの野に立つ梨の木/(025)シルトハイス城の魔法にかけられた王/(026)皇帝カール五世の出陣/(027)ウンターベルク山/(028)ウンターベルク山の底にいる皇帝カール/(029)シェルフェンベルク家の貴人と小びと/(030)プレッセ城の静かな民/(031)小びとの民の結婚式/(032)石に変えられた小びと/(033)小びとの山やま/(034)小びとがパンを借りる/(035)ホイアの伯/(036)小びとが追放される/(037)ヴィヒトライン──ちびさん/(038)山の小びとを魔法で呼び出す/(039)山の小びとと踊りの輪/(040)地下蔵の小びと/(041)ランツァウ家の女祖/(042)ローゼンベルクの貴人ヘルマン/(043)オーゼンベルク山の小びとたち/(044)地底の小びとと羊飼いの少年/(045)ひと休みを乞うた小びと/(046)ツァイテルモースの沼地/(047)小びとの苔オンナ/(048)荒ぶる狩人が苔の民を狩る/(049)水オトコ/(050)ウンターベルク山の奥底にいる野オンナ/(051)水オトコと踊る/(052)水オトコと農夫/(053)肉屋の露店に来た水オトコ/(054)泳ぐ男/(055)ニッケル兄さん/(056)ニクセンブルンネン──水オトコ(ニクス)の泉/(057)マクデブルクの水オンナ(ニクセ)たち/(058)デンゲス湖/(059)ムンメル湖/(060)エルベのお嬢とザーレ娘/(061)水の掟/(062)溺れ死んだ子/(063)切れ耳どん/(064)水オンナたちと粉ひき小屋の徒弟/(065)水オトコ除けにドステンとドラントの草を/(066)水オトコの両足/(067)水オトコに仕えた女中/(068)アルヴェンスレーベン家の貴婦人/(069)ハーン夫人と水オトコ/(070)斗かき箆、指輪、酒杯/(071)コーボルト──家の精/(072)農夫とコーボルト/(073)粉ひき小屋のコーボルト/(074)ヒュートヒェン──小帽子どの/(075)ヒンツェルマン/(076)クロップファー──たたき屋/(077)長ぐつ/(078)エーカーケン──リスどの/(079)ケンデニヒの夜霊/(080)アルプ──夢魔/(081)取り替え子/(082)川のなかの取り替え子/(083)アルラウネ/(084)家霊(スピリトゥス・ファミリアーリス)/(085)鳥の巣/(086)子殖やしコイン/(087)鞭で打たれる取り替え子/(088)子どもたちを見守る/(089)ライ麦おばさん/(090)二人の地底オンナ/(091)グリューネヴァルト王/(092)ブリュエムリスアルプ──花の牧場/(093)百合の花/(094)パッサウの貴公子ヨハン/(095)ブレッテンの仔犬/(096)海辺の村/(097)閉じられた銀の坑道/(098)山の宝を掘り当てる人/(099)亡霊の馬びと/(100)偽の誓い/(101)十二人のよこしまな裁判官/(102)聖なる泉/(103)泉が涸れるとき/(104)飢餓の噴水/(105)愛の川/(106)ヘルフェンシュタインの岩/(107)幼木の揺りかご/(108)ヘッセンタール谷/(109)ラインシュタイン城/(110)流れを止める川/(111)アーレント湖/(112)牡牛の山/(113)沼の乙女たち/(114)聖アンドレアス祭の夜/(115)食事に招かれた恋びと/(116)聖夜/(117)肌着を投げる/(118)水晶を見る/(119)魔法の薬草を煎じる/(120)ポンメルンの製塩所で働く男/(121)お嬢のエリ/(122)白の女/(123)鳩が宝の在りかを示す/(124)鳩が敵を押しとどめる/(125)ブレスラウの鐘造り/(126)アッテンドルンの鐘造り/(127)粉ひき職人の妻/(128)ヨハン・ヒュープナー/(129)エッペラ・ガイラ/(130)ブルーメンシュタイン城/(131)ゼーブルク湖/(132)城が池と城の土手/(133)聖ニクラスと泥棒/(134)巨人石/(135)石のへこみ跡/(136)巨人の指/(137)ウンターベルク山の巨人たち/(138)ハイデルベルクのイェッタの丘/(139)巨人ハイム/(140)雫の垂れる肋骨/(141)乙女のひとっ跳び/(142)牡牛の川/(143)ツォッテンベルク山の男たち/(144)破滅の知らせ/(145)背中に乗った小びと/(146)ゴットシェー/(147)樹上の小びとたち/(148)岩の上の小びとたち/(149)小びとたちの足/(150)野の妖霊たち/(151)ハイリングの小びとたち/(152)小びとの民が橋を越えて旅立つ/(153)小びとたちが山を越えて旅に出る/(154)ダルデスハイム近くの小びとたち/(155)鍛冶屋リーヒャルト/(156)鍛冶屋グリンケン/(157)牧童たち/(158)胡桃の実/(159)ゾーストの宝/(160)湧き出る銀/(161)ウンターベルク山の砂金/(162)黄金の炭/(163)シュタイナウの泉/(164)五つの十字架/(165)ヴァイセンシュタインの剣の舞/(166)ビンゲンハイムの石卓/(167)ホーフのモルト小路の背高男/(168)戦争と平和/(169)ローデンシュタイン城主の出発/(170)タンホイザー/(171)荒ぶる狩人ハッケルベルク/(172)荒ぶる狩人と仕立て屋/(173)ホーゼルベルク山/(174)レッヒェンベルク家の従者/(175)死霊の教会/(176)死霊の宴/(177)屋根葺き職人/(178)糸紡ぎの女と十字架/(179)バターミルクの塔/(180)聖ヴィンフリート/(181)ヒュルフェンベルク山/(182)ゴスラーの悪魔穴/(183)悪魔の粉ひき小屋/(184)主なる神の足あと/(185)フランクフルトのザクセンハウゼン橋/(186)狼と、樅のまつぼっくり/(187)アーヘンの悪魔/(188)悪魔の壁/(189)悪魔の踊り場/(190)悪魔の説教壇/(191)悪魔の枕/(192)悪魔の岩山/(193)悪魔の壁/(194)悪魔の囲い柵/(195)悪魔の粉ひき小屋/(196)悪魔の教会/(197)ライヒェンバッハ近くの悪魔石/(198)ケルンの悪魔石/(199)オスナブリュックの聖なる石/(200)噓つき石/(201)岩場の橋/(202)ダッセル近くの悪魔風呂/(203)シャルトフェルトの塔/(204)ケルンの大聖堂/(205)悪魔の頭巾/(206)悪魔の火事/(207)悪魔の蹄鉄/(208)悪魔が花嫁を連れ去る/(209)幸運の車輪/(210)代言人となった悪魔/(211)橋の上の宝の夢/(212)宝の鍋/(213)人狼/(214)人狼岩/(215)人狼たちが練り歩く/(216)龍のおでまし/(217)ヴィンケルリートと大蛇/(218)泉のたもとの大蛇/(219)龍の穴/(220)蛇の女王/(221)オーゼルベルク山の乙女/(222)ヒキガエルの椅子/(223)牧場の乙女/(224)水中のくしゃみ/(225)哀れな魂/(226)呪いをうけた娘/(227)シュタウフェンベルク家の少女/(228)娘岩/(229)石となった新婚の床/(230)立ちつくす呪い/(231)コルベックの農夫たち/(232)神聖なる日曜日/(233)ヒュットの奥さま/(234)キンデルスベルク/(235)小ぶりパンの靴/(236)ホッホシュテット近くのくぼ地/(237)パンの靴/(238)実を結ばぬ麦/(239)お嬢の砂/(240)石に変じたパン/(241)ビンゲンの小ねずみ塔/(242)ブーベンリート──少年の湿地/(243)キンデルブリュック──子どもの橋/(244)ハーメルンの子どもたち/(245)ねずみ退治の男/(246)蛇退治の男/(247)小さなねずみ/(248)立ちのぼる煙/(249)柳の木から猫/(250)嵐と雹を生み出す/(251)魔女の踊り/(252)ブドウの木と鼻/(253)しっかりつかまって/(254)万能のシャツ/(255)不死身にする/(256)百発百中の弾/(257)放浪の狩人/(258)二重のひと/(259)妻の姿をした亡霊/(260)長子の死/(261)コルマールの少年/(262)メルゼブルク聖堂参事会員の死/(263)コルヴァイ修道院の百合の花/(264)リューベック大聖堂のレブンドゥス/(265)鐘がひとりでに鳴る/(266)死の亡霊/(267)ベルタさま、もしくは白の貴婦人/(268)野人のベルタが来る/(269)テュルスト、ポステルリ、そしてシュトレッゲレ/(270)夜の狩人とぐらぐらオンナ/(271)つば広帽子の男/(272)灰色の背中オトコ/(273)ポンメルンのヒムメケ/(274)キイキイもん/(275)舟で渡る修道僧たち/(276)鬼火/(277)炎の馬車/(278)レーダーベルク山/(279)鉾槍につく光/(280)ゆらゆら/(281)炎のゆらめく城/(282)フォイアーベルク──炎の山/(283)火オトコ/(284)呪われた土地測量士/(285)境石が動かされた/(286)境界争い/(287)境に向かって走る/(288)アルプシュラハト──牧場の乱闘/(289)ヴェントフーゼンの石/(290)アルテンベルクの教会/(291)ラウエンブルクの山に座る王/(292)シュヴァーンベルク──白鳥の山/(293)ロッベディッセンの泉/(294)バンベルクの天秤/(295)皇帝フリードリヒはカイザースラウターンの町に/(296)キフホイザー山の羊飼い/(297)三人のテル/(298)山の小びと/(299)ツィルベルの実/(300)動物の楽園/(301)羚羊を狩る人/(302)小びとの穴/(303)小びとと奇跡の花/(304)ケレ湖の水オトコ/(305)シュヴァルツァハ城/(306)湖から来る三人の乙女/(307)死んだ花婿/(308)永遠の狩人/(309)狩り悪魔のハンス/(310)ハッケルンベルクの夢/(311)ホウホウのオーゼル/(312)黒の騎士と曳馬/(313)忠実なエックハルト/(314)ヴィルベルク山の乙女/(315)羊飼いと山の老人/(316)乙女イルゼ/(317)グラッツの異教徒の乙女/(318)馬の足あと、ヒキガエルの淵/(319)娘の跳び岩/(320)乙女の跳び岩/(321)ハラスの跳び岩/(322)巨人ヒッデ/(323)イルフェルトの針の穴/(324)リヒテンベルクの巨人たち/(325)巨人の血/(326)巨人の墓から物音がする/(327)墓穴の死者たちが敵を阻む/(328)ハンス・ハイリングの岩/(329)髭の生えた乙女/(330)シュヴァーナウの白い乙女/(331)ムンメル湖のシュヴァルツコップフ城とゼーブルク城/(332)小間物売りと小ねずみ/(333)三人の宝掘り人/(334)神の裁きと食事への招待/(335)絞首台から来た客人/(336)悪魔の橋/(337)十二人のヨハネス/(338)悪魔の濠/(339)クロイツリベルク山/(340)屋根窓から顔を出す馬たち/(341)死者の集い/(342)予言する小鳥/(343)マッターホルン山上の永遠のユダヤ人/(344)バターを入れた鍋/(345)悲しみの柳/(346)ヴィッテンベルクのキリスト像/(347)岩の聖母像/(348)ヴァルトラストのカラマツの聖母像/(349)牡牛が聖なる場所を教える/(350)ノートブルガ/(351)壁漆喰をワインで作る/(352)ユダヤ人石/(353)ユダヤ人に殺された娘/(354)四つの蹄鉄/(355)ゼーフェルトの祭壇/(356)死に際の石/(357)罪深い愛/(358)シュヴァイドニッツの顧問官/(359)裁かれた者たちに架かる虹/(360)罪なき者とともに神は泣く/(361)神さまの糧/(362)三人の老人/■第Ⅱ部■/序言/(363)聖なる塩の川/(364)ヘルタ神の聖なる湖/(365)セムノーネース族の聖なる森/(366)アムシウァリイー族の流浪/(367)ウーシピー族は海をゆく/(368)ゴート族の流浪/(369)橋が落ちる/(370)ゴート族はなぜギリシアに侵入したか/(371)フリティゲルン/(372)王の墓/(373)アタウルフの死/(374)ワインの水差し/(375)ゲリメルの伝説/(376)銀の鎖とゲリメル/(377)フン族の起源/(378)フン族の流入/(379)フン族の伝説/(380)戦の剣/(381)こうのとり/(382)食卓の魚/(383)テオドリックの魂/(384)ウラヤスとイルディバド/(385)聖人を試すトーティラ/(386)盲目のサビヌス/(387)ランゴバルド族の出立/(388)出で立つランゴバルド族/(389)ガムバラと長ひげたちの伝説/(390)ランゴバルド族とアッシピテル族/(391)洞穴のなかに眠る七人の男たち/(392)養魚池の子ども/(392b)ラミシオとアマゾネス族/(393)ロドゥルフとルメトゥルートの伝説/(394)アルボイーノはアウドイーノの宴にふさわしい者となる/(395)ランゴバルド族はイタリアに到着する/(396)アルボイーノはティキヌムを勝ち取る/(396b)アルボイーノはしみじみとイタリアを眺める/(397)アルボイーノとロシムンド/(398)ロシムンド、ヘルミキス、ペレデオ/(399)アウタリ王の伝説/(399b)アウタリの柱/(400)アギルルフとテオデリンド/(401)テオデリンドと海の怪物/(402)ロムヒルドと少年グリモアルド/(403)レウピキスは逃げのびる/(404)窓の前の蠅/(405)リウトプランドの両足/(406)槍にとまった鳥/(406b)アイストゥルフの誕生/(407)修道院のヴァルター/(408)ザクセン族の起源/(409)ザクセン族の由来/(410)ザクセン族の出自/(411)ザクセン族とテューリンゲン族/(412)アンゲル族とザクセン族の到来/(413)ピクト族の到来/(414)ザクセン族はオクセンブルクの城を築く/(415)ザクセン族とシュヴァーベン族のあいだの憎しみ/(416)シュヴァーベン族の出自/(417)バイエルン族の由来/(418)フランク族の出自/(419)メロヴィング家/(420)キルデリクとバシーナ/(421)教会の甕/(422)レミギウスは自分の土地の境を巡る/(423)レミギウスは火事を追いはらう/(424)レミギウスへのヴォゲーゼン山地の分け前/(425)クロティルデの婚約/(426)鋏と刀/(427)馬丁アッタルスと厨房見習いレオの伝説/(428)眠っている王/(429)歩く森、鳴り響く鈴/(430)クロタールはザクセン族に勝利する/(431)聖者たちの墓/(432)聖アルボガスト/(433)ダゴベルトと聖フロレンティウス/(434)ダゴベルトの魂は舟に乗って/(435)ダゴベルトと飼い犬たち/(436)瓜ふたつの二人息子/(437)ヒルデガルド/(438)雄鶏の闘い/(439)ハンガリーから帰還するカール/(440)マクデブルクの鹿/(441)ランゴバルドの楽師/(442)鉄のカール/(443)カールはパヴィアを包囲する/(444)アデルギス/(445)王カールとフリース族/(446)ラッドボッドは洗礼を拒む/(447)悪魔の黄金の家/(448)ヴィドゥキントの洗礼/(448b)ヴィドゥキントの逃亡/(449)フランクフルトの町の起こり/(450)なぜシュヴァーベン族は王国軍の先陣に立つのか/(451)エギンハルトとエンマ/(452)アーヘン近くの湖に沈む指輪/(453)皇帝と蛇/(454)王カール/(455)眠っている番兵/(456)皇帝ルートヴィヒはヒルデスハイムを建立する/(457)ヒルデスハイムの薔薇の木/(458)王ルートヴィヒのあばら骨がカタカタと鳴る/(459)蠟の衣をまとった王妃/(460)王妃アーデルハイト/(461)王カールは地獄と天国で祖先に会う/(462)バーベンベルク家のアーダルベルト/(463)ハインリヒ公と黄金の首飾り/(464)皇帝ハインリヒ鳥刺し王/(465)猛者クルツボルド/(466)髭のオットー/(467)ラウインゲンの靴職人/(468)マインツ市の車輪の紋章/(469)ランメルスベルク/(470)エーバーシュタインの伯たち/(471)オットーは叩かれたままではおらぬ/(472)ロンバルディアでの王オットー/(473)無実の騎士/(474)皇帝オットーは未亡人と父なし子のために裁きを下す/(475)カールの墓に入ったオットー三世/(476)聖クニグンデ/(477)バンベルク大聖堂/(478)鳩が敵を知らせる/(479)少しだけ欠けた酒杯/(480)皇帝ハインリヒ三世の伝説/(481)ヴァインスベルクの妻たち/(482)ドナウ川の渦のそばに立つ悪魔の塔/(483)仔犬クヴェードル/(484)学生ヒルデブラントの伝説/(485)にんにくの王/(486)皇帝ハインリヒは皇妃を試みにかける/(487)マンスフェルト伯ホイヤー/(488)行方知れずの皇帝フリードリヒ/(489)アルベルトゥス・マグヌスと皇帝ヴィルヘルム/(490)皇帝マクシミリアンとマリア・フォン・ブルグント/(491)バイエルンの族長アーデルガーの伝説/(492)こうのとりの不実な妻/(493)バイエルン公ハインリヒは街道の乱れを許さず/(494)ディーツ・シュヴィンブルク/(495)皮を剝がれた狼/(496)グレート嬢の水車小屋/(497)フリードリヒ公とオーストリア公レオポルト/(498)辺境伯夫人のヴェール/(499)ブレンネンベルク家の男(伝説その一)/ブレンネンベルク家の男(伝説その二)/(501)シュレッケンヴァルトの薔薇園/(502)大口のマルガレータ/(503)ケルンテンのディーテリヒシュタイン城/(504)「大口オンナ」(マウル・タッシュ)の盛り土/(505)ハプスブルク家のラッドボッド/(506)シュトレットリンゲン城のルドルフ/(507)トッゲンブルクのイッダ/(508)スイス人たちの移住/(509)メルヒタール谷の畑の牡牛たち/(510)風呂につかる代官/(511)リュトリの盟約/(512)ヴィルヘルム・テル/(513)少年は暖炉に向かって語る/(514)ルツェルンの進軍の角笛/(515)ヴェルフ家の起源/(516)ヴェルフ家とギープリング家/(517)ブンドゥス、ひと呼んでヴォルフ公/(518)ハインリヒと黄金の馬車/(519)ハインリヒと黄金の犂/(520)ハインリヒ獅子公/(521)ツェーリンゲン家の起源/(522)シュタウフェンベルク家の貴人ペーター・ディムリンガー/(523)貴人メーリンガーの巡礼行/(524)カルフ伯フーベルト/(525)ウダルリヒとヴェンデルガルト、そして生まれざるブルカルト/(526)ヴェッテンハウゼン修道院の寄進/(527)ヴィルテンベルク城の家臣、騎士ウルリヒ/(528)ジンマーンの貴人アルブレヒト/(529)クリストブルクのドイツ騎士団管区長アンドレアス・フォン・ザンガーヴィッツ/(530)ヴェルダンの市民/(531)犂につながれた夫/(532)ジークフリートとゲノフェーファ/(533)カール・イナハ、サルウィウス・ブラボン、そして白鳥夫人/(534)白鳥を連れた騎士/(535)ライン河畔の白鳥の舟/(536)ブラバントのローエングリン/(537)ロートリンゲンにおけるロヘラングリンの最期/(538)白鳥の騎士/(539)善き男ゲルハルト・シュヴァーン/(540)プレッセのシュヴァーンリング一族/(541)オルデンブルクの角笛/(542)オルデンブルク家のフリードリヒ/(543)九人の子/(544)アマラベルガ・フォン・テューリンゲン/(545)イルメンフリート、イーリング、そしてディーテリヒの伝説/(546)よその森で狩りをする/(547)ヴァルトブルク城がルートヴィヒの手中に収まった次第/(548)ルートヴィヒ跳躍伯/(549)ラインハルツブルン/(550)固く鍛えられたルートヴィヒ/(551)ルートヴィヒは貴族の家臣たちと畑を耕す/(552)ルートヴィヒは城壁をめぐらす/(553)ルートヴィヒの亡骸が運ばれる/(554)ルートヴィヒの魂はいかなる状態にあるか/(555)ヴァルトブルクの合戦/(556)ヴァルトブルク城のルター博士/(557)ルートヴィヒとエリーザベト、子どもたちの結婚/(558)ブラバントのハインリヒ幼童公/(559)公妃ゾフィーの手袋/(560)頰を咬まれたフリードリヒ/(561)辺境伯フリードリヒは娘に乳を飲ませる/(562)弓使いのオットー/(563)方伯フィリップと農婦/(564)鎖に吊るす/(565)ヘッセン方伯モーリッツ/(566)神はパンと塩を祝福される/(567)ニッダ/(568)マールスブルク家の起源/(569)マンスフェルト伯家の起源/(570)ヘンネベルク/(571)八人のブルーノたち/(572)ロバが原/(573)タールマン・フォン・ルンダーシュテット/(574)ヘルマン・フォン・トレフフルト/(575)グライヒェン伯/(576)グラープフェルトの飢饉/(577)クロッペンシュテットの貯え/(578)一年の日と同じ数の子どもたち/(579)オルラミュンデの伯妃/■補遺/訳者あとがき/関連略地図/文献表(原資料欄の文献詳細)/伝説名索引(和文・欧文)
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PDFパンフレット |
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備考 |
編著者:
グリム兄弟
兄:ヤーコプ・グリム Jakob Grimm(1785-1863)
弟:ヴィルヘルム・グリム Wilhelm Grimm(1786-1859)
ドイツの文献学者・言語学者・民衆文学研究者。両者ともドイツ中西部ヘッセン地方の町ハーナウに地方官吏・法曹家の息子として生まれ、マールブルク大学法学部でサヴィニーの薫陶を受けつつ、ハイデルベルク・ロマン派の詩人たちと交友関係を結ぶ。兄弟の共同作業によって多くの業績を残し、共編著として『子どもと家庭のためのメルヘン集』、『ドイツ語辞典』などがある。兄の著作としては『ドイツ語文法』、『ドイツ法古事誌』、『ドイツ神話学』、『ドイツ語の歴史』、『判告録』、弟の仕事として『ドイツ英雄伝説』のほか、第七版に至るまでのメルヘン集テクストの改稿がある。
訳者:
吉田孝夫(よしだ・たかお)
1968年鳥取県生まれ。
奈良女子大学文学部教授。
京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(ドイツ語学ドイツ文学専修)。博士(文学)。
著書に、『山と妖怪 ドイツ山岳伝説考』(八坂書房)、『語りべのドイツ児童文学 O・プロイスラーを読む』(かもがわ出版)、訳書に、プロイスラー『わたしの山の精霊ものがたり』、『かかしのトーマス』、『ニット帽の天使』(さ・え・ら書房)、ラーニシュ『図説 北欧神話の世界』、ホイスラー『図説 ゲルマン英雄伝説』、ザルトーリ『鐘の本』(八坂書房)などがある。
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ISBN978-4-89694-292-7 C0039 |