干潟に生きる小さな貝たち

分類 自然 
タイトル 干潟に生きる小さな貝たち 
サブタイトル のどかで楽しい不思議な暮らし 
著者 小倉雅實著/江良弘光画・マンガ 
ページ数 240頁 
判型 A5/上製 
定価 1,760円(本体1,600円) 
内容 生きものの楽園、干潟へようこそ!
幼少期より干潟に魅せられ60年。神奈川県・三浦半島の小網代干潟に30年あまり通い詰めた著者が、現地調査→連れ帰って飼育&観察→文献研究(時には魚市場で買った貝を飼育後、産地へ返しに行く)を繰り返して知り得た、生きものたちの工夫に満ちたライフスタイルを紹介します。
小さな小さなコメツブガイの生態や、脳がないのに(画像を解析できない!)立派なレンズのついた眼を持つ不可思議な二枚貝、家を持ち菜園をつくるカサガイの驚きの暮らしぶり、お腹の中にピラミット型の歯を備えた地味〜な干潟のウミウシ=アメフラシ…。
写真・イラスト・マンガが満載!
マニアックだけど知識がなくても楽しく読めて、ワクワクが止まらない!! 
目次 第一章 干潟の小さな貝たちの暮らし
1 干潟には小さな貝たちがいっぱい
2 貝の名前を調べるには
3 コメツブツララの生活史
4 コメツブガイは何を食べているのか?
第二章 二枚貝は干潟の地下生活者
1 二枚貝の呼吸と食事
2 二枚貝は五億年でどう進化した?
3 九つの眼を持つソトオリガイとオキナガイ
4 個性豊かな二枚貝たち
第三章 三つの眼を持つ空飛ぶ巻貝フトヘナタリ
1 ひっそり長生き日本のフトヘナタリ、ヒッチハイクする外国のフトヘナタリ
2 フトヘナタリの第三の眼
第四章 干潟のウミウシたち
1 ウミウシたちのユニークな食事
2 アメフラシの歯はピラミッド
第五章 カサガイの楽しみ
1 カサガイの暮らしぶりは驚きの連続
2 ウミニナの背中に乗ったツボミガイ 
PDFパンフレット  
備考 【著者紹介】
小倉雅實(おぐら・まさみ)
1949年、神奈川県生まれ。
東京都立大学理学部生物学科で生態学を専攻後、医療関係に勤務しながら、神奈川県小網代の森での保全活動に携わり、小網代湾の干潟で長年生物調査を行う。
著書に『愉しい干潟学』(共著、八坂書房)。
NPO小網代野外活動調整会議理事。

江良弘光(えら・ひろあき)
1972年、東京都生まれ。
サイエンティフィック・イラストレーター。
昆虫を中心に様々な生物を描いている。
著書に『小網代の谷のカニ図鑑』『小網代干潟の生きものたち』(共に、小網代野外活動調整会議)など。
NPO小網代野外活動調整会議干潟調査員。

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978-4-89694-290-3 

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