分類 |
動物・昆虫 |
タイトル |
「文化昆虫学」の教科書 |
サブタイトル |
神話から現代サブカルチャーまで |
著者 |
保科英人[編著]/宮ノ下明大・高田兼太[著] |
ページ数 |
312ページ |
判型 |
A5判・並製 |
定価 |
2,640円(本体2,400円) |
内容 |
古事記から仮面ライダーまで、日本人と昆虫との奇妙な関係を探る〈文化昆虫学〉のエッセンスが詰まった新しい教科書誕生。
分析対象を、有名古典文学などの上流階級文化から、明治大正期のペット昆虫、現代の特撮やアニメ、駄菓子のモチーフなど大衆文化にまで広げ、日本人と昆虫との知られざる関係を明らかにした、令和新時代の文化昆虫学の教科書。 |
目次 |
第 I 部 文化昆虫学とは何か
第1章 文化昆虫学の定義
第2章 文化昆虫学の研究における注意点
第II部 文化のなかの虫たち〜神話から現代サブカルチャーまで
第1章 トンボ 近代以降に創られた郷愁の虫
第2章 バッタとコオロギ 文化的に二分されるバッタ目昆虫
第3章 セミ 文化昆虫学的論点を欠く虫
第4章 カブトムシとクワガタムシ 日本文化史の新顔
第5章 ホタル 近代日本人の大罪
第6章 テントウムシ 日用品グッズ最強のモチーフ
第7章 蝶と蛾 霊性と火取り虫
第8章 クモ 著しい文化的な断絶
第 III 部 文化昆虫学の諸相
第1章 神話の文化昆虫学
第2章 令和新時代の文化昆虫学
第3章 日本文化史における虫たちの覇権争い
・参考文献一覧 ・重要文献紹介
・昆虫文化史年表 |
PDFパンフレット |
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備考 |
【著者紹介】
保科英人(ほしな ひでと)
昭和47年神戸市生まれ。平成12年九州大学大学院農学研究科博士課程修了、博士(農学)。
現在、福井大学教育学部教授、日本甲虫学会和文誌編集委員長、福井県環境審議会野生生物部会長、環境省希少野生動植物種保存推進員。
専門:文化昆虫学、科学史、土壌性甲虫分類学
著書:『大衆文化のなかの虫たち』(共著)論創社
『近代華族動物学者列伝』勁草書房、ほか
宮ノ下明大(みやのした あきひろ)
昭和39年鹿児島県生まれ。平成5年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了、博士(農学)。
現在、国立研究開発法人農研機構主席研究員。法政大学兼任講師、都市有害生物管理学会会長。
専門:応用昆虫学、文化昆虫学
著書:『文化昆虫学事始め』(共著)創森社
『大衆文化のなかの虫たち』(共著)論創社、ほか
高田兼太(たかだ けんた)
昭和49年大阪市生まれ。平成17年金沢大学大学院自然科学研究科博士課程中退、理学修士。
現在、団体職員(在野研究者)、日本甲虫学会会員。
専門:文化昆虫学、昆虫生態学
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ISBN978-4-89694-288-0 |
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