分類 |
植物 |
タイトル |
スズメバチの真実 |
サブタイトル |
最強のハチとの共生をめざして |
著者 |
中村雅雄著 |
ページ数 |
160頁(カラー32頁) |
判型 |
A5/上製 |
定価 |
2,200円(本体2,000円) |
内容 |
生態や習性に対する基本的な知識があれば、スズメバチを巡る事故の多くは防げます。50年間フィールドに立つ在野の研究者が、自らの体験をもとに明かす最強の昆虫の本当の姿。「特定外来種ツマアカスズメバチ」の最新情報も。
刺されること100回余!!! 命拾いを何度も経験しながら、こよなく愛するスズメバチを50年にわたり追い続けてきた在野の研究者が、自らの体験をもとに明かす彼女たち(スズメバチ)の本当の姿。 |
目次 |
●プロローグ
繰り返されるスズメバチをめぐる事故
1.日本のスズメバチ 種類と生活史
◎スズメバチの言い分 攻撃する理由
◎棲み分けしながら共に進化した日本のスズメバチ
2.都会のスズメバチ研究 採集・飼育・観察の日々
◎スズメバチとの出合い
◎都市部のスズメバチの生態
◎発見! 1万室の巨大巣&2頭の女王がいる巣
◎冷や汗ものの失敗談 数々の経験をかさねて
3.スズメバチの問題は解決するか?
①スズメバチは駆除しても減らない?
・スズメバチの巣の数は何で決まるのか
・トラップは救世主!?
②刺されないために 攻撃のサインを見逃すな!
③スズメバチの毒 もし刺されたら
④ハチ・アレルギーのメカニズム
⑤ミツバチ養蜂家の被害
⑥スズメバチの駆除について
コラム:防護服の機能性
コラム「ハチの巣撃退ドローン」登場
4.特定外来種ツマアカスズメバチの侵入
◎対馬に定着した!? 壱岐島でも
◎生息域は飛び火する
◎ツマアカスズメバチの生態
コラム:天敵「ハチクマ」についての新たな知見 匂い戦争
コラム:2011年の警鐘
コラム:ツマグロスズメバチにも要注意!
コラム:ツマアカスズメバチの近未来
5.世界のスズメバチに会いに行く
6.スズメバチとの共生 匂いをもって匂いを制する
①「忌避、行動錯乱」効果あり! 木酢液実験
②もしもスズメバチが消えたなら
③地球の先輩にリスペクト
●エピローグ
がんばれ! 都会派・コガタスズメバチ |
PDFパンフレット |
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備考 |
夏から秋にかけて、毎年のように繰り返されるスズメバチをめぐる事故。生態や習性に対する基本的な知識があれば、これらの多くは防ぐことが可能です。昆虫界の食物連鎖の頂点に立つ最強の昆虫スズメバチ。生態系を維持し豊かな自然環境を守るために、一方的な駆除でなく共生する視点が、今、求められているのです。
★刺されないための注意点
★屋外活動で有効なスズメバチ忌避剤のすすめ
★ペットボトルのスズメバチトラップは有効か?
★九州に侵入した「特定外来種ツマアカスズメバチ」に関する最新情報
★日本と世界のスズメバチ(Vespa属)全種をカラーで紹介
★駆除と発生の関係と現状
★海外のスズメバチ事情
など、貴重な情報満載。
ISBN978-4-89694-251-4 |