分類 |
文芸・詩集 |
タイトル |
モーリアック |
サブタイトル |
文学と信仰のはざまで |
著者 |
藤田尊潮著 |
ページ数 |
264頁 |
判型 |
A5判・上製 |
定価 |
4,180円(本体3,800円) |
内容 |
フランスのカトリック作家でノーベル文学賞受賞者、フランソワ・モーリアックが信仰の不安に苦しみながら書き上げた代表作に潜む深い意味をすくい出すとともに、特異なアプローチで作品の本質に迫り、新しい読解の方法を提示する。モーリアック作品が三島由紀夫、遠藤周作ら日本の作家に与えた影響についても言及!! |
目次 |
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PDFパンフレット |
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備考 |
フランソワ・モーリアックはフランスのカトリック作家。1952年に『テレーズ・デスケィルゥ』でノーベル文学賞を受賞。三島由紀夫ら日本の作家にも大きな影響を与え、特に遠藤周作は彼に心酔し、『沈黙』や『海と毒薬』を書いたとされる。
だが、実は代表作が発表された1930年前後、モーリアックは信仰の不安に苦しんでいたのだ。筆者はその事実をもとに彼の小説の隠された深い意味をすくい出す。
また、モーリアック研究ではめずらしいテキスト主義的方法、「テーマ批評」的なアプローチによって作品の本質に迫り、その新しい読解の方法を提示する。
モーリアック作品が日本文学に与えた影響についても言及!
【著者】藤田尊潮(ふじた・そんちょう) 武蔵野美術大学教授
1958年生。パリ第4ソルボンヌ大学DEA取得。20世紀フランス文学を専門とする。『星の王子さま』の新訳や美術関係書など、多数の訳書がある。
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ISBN978-4-89694-232-3 |
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