分類 |
動物・昆虫 |
タイトル |
昆虫食文化事典 |
サブタイトル |
新訂普及版 |
著者 |
三橋 淳 著 |
ページ数 |
400頁 |
判型 |
A5判・並製 |
定価 |
3,960円(本体3,600円) |
内容 |
第66回 毎日出版文化賞・自然科学部門受賞! 昆虫食の歴史、地域・民族での特徴、採集法、養殖、調理法、味と栄養価、薬用昆虫、食用昆虫の経済性などから、宗教・儀式・習俗、さらには文芸作品・映画・マンガに登場するものまで、ありとあらゆる昆虫食に関わる文化的な情報を取りまとめた驚異の事典の新訂普及版。 |
目次 |
昆虫食文化事典 目次
I. 昆虫食のあゆみ
1. 有史以前/2. 有史時代
II. 地域・民族の特徴的昆虫食
1. アジア・中近東
2. オセアニア・太平洋諸島
3. ヨーロッパ
4. アフリカ
5. 北米
6. 中南米
III. 食用昆虫の採集
1. 各種食用昆虫の採集法
2. 野外昆虫採集権の主張
3. 食用昆虫の保全
IV. 食用昆虫の養殖
1. 半養殖 2. 養殖
3. 自動生産システムによる大量養殖
4. 食品廃棄物・汚物利用の昆虫飼育
5. 昆虫飼育の効率
V. 昆虫の料理法
1. 一般的前処理及び注意
2. 保存法
3. 日本の昆虫料理
a. ハチの子料理/b. イナゴ料理
c. ザザムシ料理/d. カミキリムシ料理
e. セミ料理
4. 諸外国の昆虫料理
a. 焼く/b. 蒸し焼き/c. 蒸す
d. 煮る/e. 揚げる/f. スープ
g. ピクルス/h. 乾物
i. スナック、お菓子など
j. 飲料/k. 多様な食べ方
5. 調味料の製造
a. エッセンス/b. ソース/c. ペースト
d. 食用油/e. その他
VI. 昆虫の味と栄養価
1. 食味
2. 栄養
a. タンパク質/b. 脂肪/c. 炭水化物
d. ミネラル/e. ビタミン/f. エネルギー
VII. 救荒食としての昆虫
VIII. 食品混入昆虫
IX. 間接的昆虫食 ─飼料
X. 薬用昆虫
1. 昆虫体そのものの利用
a. 中国/b. 日本/c. 韓国
d. メキシコ/e. ブラジル
f. 上記以外の国の薬用昆虫
2. 昆虫寄生菌類の利用
3. 昆虫副産物・生産物の利用
4. 迷信などにより薬用とされたもの
XI. 昆虫食キャンペーン
XII. 食用昆虫の経済効果
1. 物々交換/2. 市場での売買 流通機構
3. 輸出・輸入/4. 食材として売買される昆虫
5. 昆虫食レストラン/6. 加工昆虫食品
7. 昆虫販売企業/8. 昆虫商品の価格
XIII. 宗教、儀式、習俗など
1. 聖典
a. キリスト教/b. イスラム教/c. ユダヤ教
2. トーテム/3. セレモニーと祭り
4. タブー/5. 習俗
6. 伝承・民話・迷信
XIV. 文芸作品に取り上げられた昆虫食
1. 小説、随筆など/2. 短歌/3.俳句
4. 詩/5. 漫画/6.映画 |
PDFパンフレット |
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備考 |
【著者紹介】
三橋 淳 (みつはし じゅん)
1932年、東京都生れ。
1955年東京大学農学部卒業。
同年農林水産省農業技術研究所入所後、米国ボイストンプソン植物研究所へ留学。オーストラリア・CSIRO昆虫学研究所客員研究員。
1984年、農林水産省林業試験場天敵微生物研究室長。
1988年、東京農工大学農学部教授。
1998年、東京農業大学応用生物科学部教授。
農学博士。
日本応用動物昆虫学会賞、日本農学賞、読売農学賞受賞、毎日出版文化賞受賞。
主な著書
『昆虫の細胞を育てる』(1994年、サイエンスハウス)
『世界の食用昆虫』(1984年、古今書院)
『昆虫学大事典』(2003年、朝倉書店)
『虫を食べる人びと』(編著、1997年、平凡社)
『世界昆虫食大全』(2008年、八坂書房)など。
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ISBN978-4-89694-275-0 |
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