分類 |
自然 |
タイトル |
奇跡の自然 |
サブタイトル |
三浦半島小網代の谷を「流域思考」で守る |
著者 |
岸 由二 著 |
ページ数 |
192頁 |
判型 |
四六判/並製 |
定価 |
1,760円(本体1,600円) |
内容 |
★養老孟司氏推薦!
自然保護を学ぶのに最高の生きたテキスト!
環境問題は、机上の学問ではない。
本書を手に、フィールドで学べ。 養老 孟司
森の中にある川の源流から河口の干潟・海までがまるごと自然のまま存在し、
全国的にも稀な生態系が残る貴重な森が首都圏にある。
リゾート開発の真っ只中にありながら、三浦半島 小網代は、いかにして守られたのか?
20余年に及ぶ前代未聞の保全活動のすべてを明らかにし、未来へ向けての展望を示す。
新たな自然保護活動の指針となる待望の一冊!
●「森と干潟と海」の自然環境が一体となった小網代の魅力をカラー写真で紹介!
★祝・受賞★
この保全活動が高く評価され、「小網代野外活動調整会議」は、平成24年 緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰を受けました!! |
目次 |
第1部 小網代の谷はいかにして守られたか
―講演会の記録から
小網代の保全と未来を考える
いのちあつまれ小網代・二十年
Koajiro過去未来
変わる生きもの・変わらぬ小網代・変わるまなざし
提案から二十年、小網代自然教育圏構想実現へ
湿地回復・干潟保全・支援会員・新しい連携
第2部 保全活動ことはじめ
アカテガニの暮らす谷
『いのちあつまれ小網代』あとがき
第3部 養老孟司さんとの対話 |
PDFパンフレット |
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備考 |
著者:岸 由二(きし ゆうじ)
専門は進化生態学。流域アプローチによる都市再生論を研究・実践。鶴見川流域の防災・環境保全、三浦半島 小網代の環境保全にかかわる市民活動の中心スタッフとして活躍している。
著書:『自然へのまなざし』紀伊國屋書店、1996、『環境を知るとはどういうことか』(共著)、PHPサイエンス・ワールド新書、2009ほか。
訳書: ドーキンス 『利己的な遺伝子』紀伊國屋書店、1992、ウィルソン 『人間の本性について』ちくま学芸文庫 、1997 、ソベル 『足もとの自然から始めよう』日経BP社、2009 ほか。
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「小網代の森へ遊びにいくよ!─ほぼ日刊イトイ新聞」
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ISBN978-4-89694-994-0 |