宮本常一 旅の手帖〈ふるさとの栞〉

分類 文化史 
タイトル 宮本常一 旅の手帖〈ふるさとの栞〉 
サブタイトル  
著者 宮本常一著/田村善次郎編 
ページ数 248頁 
判型 四六判・上製 
定価 2,200円(本体2,000円) 
内容 北から南まで日本の各地を旅した際の貴重な文章を編纂。それぞれの地の風習、風俗、産業、歴史、風景、食文化などを紹介。宮本常一ならではの観察眼が、読者を各地の旅にいざなう。 
目次 東北
 男女混浴の湯
 下北半島 畑
 オシラサマ
 ナマハゲとカセドリ
 ハタハタ
 女の消防隊
関東
 浮島の田植
 十日夜
 利根川
 小河内の民具 ─山村民の生活の知恵
 ボロ市
 式根島
中部
 南佐渡の漁撈用具
 文弥人形
 日本一大きい民家
 ツグミの渡り
 西浦のまつり ─その意味と背景
 舟稼ぎの島
近畿
 志摩の坂手島
中国
 隠岐の民俗的興味
 日本刀のふるさと
 高梁川と倉敷の成立
 豊松 ─祭り暦
 三原の神明祭
 柏島の祭
 宮島の石垣
 商都柳井今昔話 ─白壁に刻まれた豪商の足跡
 萩沖の見島
 鶴の来る里
四国
 小豆島
 直島の女文楽
 大三島
 愛媛の困窮島由利島 ─落後者を救う場所
 魚島どき
九州
 石がつくる風景 ─長崎の道と橋と塀
 豊かな文化の蓄積 ─人吉
 木おろしうた
 カッパ誕生
ふるさとの栞
 東日本と西日本 ─常民の生活
 ふるさとの形成と崩壊

あとがきに代えて(田村善次郎) 
PDFパンフレット  
備考 『宮本常一 旅の手帖〈村里の風物〉』もご覧下さい。

著者◆宮本常一(みやもと・つねいち)
1907年、山口県周防大島生まれ。大阪府立天王寺師範学校専攻科地理学専攻卒業。民俗学者。日本観光文化研究所所長、武蔵野美術大学教授、日本常民文化研究所理事などを務める。1981年没。同年勲三等瑞宝章。
著書 : 「日本人を考える」「忘れられた日本人」「民具学の提唱」「日本の宿」「庶民の旅」「山の道」「川の道」「和泉の国の青春」など。
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ISBN978-4-89694-969-8 

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