人はなぜ花を愛でるのか

分類 植物 
タイトル 人はなぜ花を愛でるのか 
サブタイトル  
著者 日高敏隆・白幡洋三郎編 
ページ数 272頁 
判型 四六・上製 
定価 2,640円(本体2,400円) 
内容 今からおよそ40年前、ネアンデルタール人の化石があった6万年前の洞窟で、死者に花を捧げていた跡がみつかったというセンセーショナルな報告がなされた。果たして我々の祖先は、太古の昔より花を愛していたのだろうか? なぜ人は花に特別な思いを抱くのだろう? そもそも、「花を愛でる」とはどのような行為なのか? 一見単純なようで非常に奥深いこれらの問いに、考古学・人類学・日本史・美術史・文化史など様々な視点から、碩学10名が果敢に挑む!
【大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 公開講演会・シンポジウムの研究成果】 
目次 はじめに:日高敏隆(総合地球環境学研究所所長)

第1章:小川勝(鳴門教育大助教授)
 「先史美術に花はなぜ描かれなかったのか」
第2章:小山修三(吹田市立博物館館長/民博名誉教授)
 「六万年前の花に託した心」
第3章:大西秀之(地球研研究員)
 「花を愛でれば人間か?:人類進化研究に読み込まれた解釈」
第4章:渡辺千香子(大阪学院短大助教授)
 「古代メソポタミアとエジプトにおける花」
第5章:佐藤洋一郎(地球研教授)
 「人が花に出会ったとき」
第6章:武田佐知子(大阪外国語大教授)
 「花をまとい、花を贈る ということ」
第7章:高階絵里加(京都大人文研助教授)
 「花を詠う、花を描く――文学・美術の中の花――」
第8章:秋道智彌(地球研教授)
 「花を喰らう人びと」
第9章:白幡洋三郎(日文研教授)
 「花を育てる、花を観賞する:花を愛でる美意識の歴史」 
PDFパンフレット  
備考 ISBN978-4-89694-890-5 

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