分類 |
文化史 |
タイトル |
カフェイン大全 |
サブタイトル |
コーヒー・茶・チョコレートの歴史からダイエット・ドーピング・依存症の現状まで |
著者 |
B.A.ワインバーグ・B.K. ビーラー著/別宮貞徳監訳/真崎美恵子/亀田幸子/西谷清/岩淵行雄/高田学 訳 |
ページ数 |
608頁 |
判型 |
A5・上製 |
定価 |
5,280円(本体4,800円) |
内容 |
世界で最もポピュラーなドラッグのすべてがつまった本!
コーヒー・茶・チョコレート・コーラ飲料・スタミナドリンク・ダイエット薬品・眠気止め・風邪薬……。現代人はなぜこれほどカフェインが好きなのだろう? 普及にいたるまでの波瀾万丈の歴史から、医薬としての価値、さらにはカフェイン漬けのわれわれの身体に何が起こっているかまでを精査、最新の知見をもとにその実像に迫る。 |
目次 |
はじめに カフェインとの出会い
プロローグ カフェインの発見
第I部 歴史の中のカフェイン
第1章 コーヒー――アラビア起源
第2章 茶――アジア起源
第3章 カカオ――アメリカ起源
第II部 ヨーロッパ、カフェインに目覚める
第4章 修道士と軍人――ヨーロッパとカフェインとの最初の出会い
第5章 スパイス貿易からカフェイン貿易へ――茶とコーヒー、西欧に到来
第6章 後発の国ぐに――ドイツ、ロシア、スウェーデンの参入
第7章 歴史の審判――医師、カフェインを論ず
第8章 補遺――カフェインはなぜそのときに到来したのか
第III部 カフェインの文化
第9章 カフェインの島々(1) 日本――茶の伝統とコーヒーの目新しさ
第10章 カフェインの島々(2) イギリス――カフェインと帝国
第11章 はじける泡、つづく高揚――アメリカと二十世紀のカフェイン
第12章 カフェイン文化と千年期の終末
第IV部 カフェインの自然誌
第13章 実験室の中のカフェイン
第14章 カフェインと植物界
第V部 カフェインと健康
第15章 カフェインと身体――健康への影響、生殖にまつわる問題点、ダイエット効果
第16章 カフェインと精神――認知、学習、情緒的満足
第17章 カフェイン依存とカフェイン中毒
エピローグ 未来に乾杯!
付録
A:十七世紀後半におけるロンドンのコーヒーハウス関連資料
B:付表
C:カフェインの健康上の影響についての補遺 |
PDFパンフレット |
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備考 |
著者
ベネット・アラン・ワインバーグ(Bennett Alan Weinberg)
アメリカのサイエンスライター。コロンビア大学、ニューヨーク大学卒。1986年、フィラデルフィアにマーケティング・コンサルタント会社を設立。医薬関連企業を中心に500を超えるクライアントを抱え多忙な日々を送るかたわら、医療問題を中心に活発な執筆活動を行なっている。本書の外に、"The Caffeine Advantage" (2002、ビーラーとの共著)などの著書がある。
ボニー・K・ビーラー(Bonnie K. Bealer)
心理学・人類学を得意分野にアメリカで活躍中のライター。テンプル大学卒。金融関係のソフトウェア開発に携わるシステム技術者でもある。
原題『THE WORLD OF CAFFEINE : The Science and Culture of the World's Most Popular Drug』Bennett Alan Weinberg、Bonnie K. Bealer
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ISBN978-4-89694-866-0 |