分類 |
園芸・農業 |
タイトル |
江戸の野菜 |
サブタイトル |
消えた三河島菜を求めて |
著者 |
野村圭佑 |
ページ数 |
256頁 |
判型 |
四六判/上製 |
定価 |
2,640円(本体2,400円) |
内容 |
100万都市江戸の庶民は、どのような野菜を食べていたのだろうか? また、季節ごと旬の野菜は、どこで作られ、どのようにして大江戸市中へ運び込まれていたのだろうか?
江戸近郊での野菜の栽培、流通、販売、都市と農村との間のリサイクル、舟運、川と野菜との関係、飢饉と野草の利用まで、野菜を通して当時の生活の一端を明らかにする。
また、地方野菜は伝統文化であるという立場から、今は消えてしまった江戸名産・三河島菜の貴重な記録を集成し、その実体に迫る。
さらに付録として:明治の貴重な野菜資料『穀菜弁覧 初篇』全文を翻刻と写真版で掲載。
【通にお勧め! 読み物として面白く、資料性も豊かな大江戸生活誌!!】
発行:NPO法人 荒川クリーンエイド・フォーラム
発売:八坂書房 |
目次 |
第1部 江戸の野菜とその産地
見立番付に見る江戸の料理と野菜
おかずの定番
洒落た野菜と粋な野菜
江戸自慢の野菜
年中行事の野菜
『武江産物志』に見る江戸の野菜
『武江産物志』について
適地適作
土地を選ばない野菜
川が育てた江戸の野菜 ほか
第2部 消えた三河島菜
三河島菜を求めて
江戸自慢の葉っぱ
明治大正昭和の三河島菜
三河島菜の実態にせまる ほか
三河島菜の産地(近郊農村の生活)
江戸の川と川を忘れた東京
江戸の町を水害から守る仕組み
多摩川・利根川にも頼っていた荒川下流域
三河島周辺の風景 ほか
第3部 野菜の改良と広がり
野菜の渡来と品種改良
飢饉に備えた救荒野菜
明治政府による野菜の普及
付録 『穀菜弁覧 初篇』 |
PDFパンフレット |
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備考 |
著者:野村圭佑
1942年東京生まれ。下町で荒川・隅田川周辺の自然回復活動に取り組む。
著書:『原っぱで会おう』(八坂書房)、『まわりめぐってみんなの荒川』(あらかわ学会・どうぶつ社、2000年度産経児童出版文化賞)、『江戸の自然誌』(どうぶつ社)ほか多数。
ISBN978-4-89694-861-5 |
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