花ことば

分類 植物 
タイトル 花ことば 
サブタイトル 起原と歴史を探る 
著者 樋口康夫 
ページ数 248頁 
判型 四六・上製 
定価 2,200円(本体2,000円) 
内容 数多くの「花ことば集」が刊行され、今や私たちにとってかなり身近なものとなった「花ことば」。けれども、それらが実際に
・いつ、どのようにして決められたのか?
・一つの花に何種類もの花ことばがあるのは何故か?
などについて、ご存知の方は少ないのではないでしょうか?
本書は、個々の植物に秘められた象徴性をもとに花ことばの起原を探り、今日のスタイルに至るまでの歴史を紐解きながら、花ことばファンの疑問に答える待望の一冊です!
★本書はNDF「花検定」1級受験者向け参考図書に選定されています。 
目次 I 花ことばの起原──花の意味と象徴
1 ギリシア・ローマの花ことば
2 聖書の花ことば
3 中世の花ことば
4 エリザベス朝の花ことば
II 近代の花ことば
一、近代的な花ことばの発生──トルコから伝えられたセラムとは?
二、センチメンタルな花の本──十九世紀を中心として
三、花ことばとは何か──本によって異なる理由
四、フランス──花ことばの名著登場
五、イギリス──ビクトリア朝の花文化とフランスの影響
六、アメリカ──独自の発達
七、花ことばのその後 
PDFパンフレット  
備考 著者紹介
樋口康夫(ひぐち やすお)
1950年 秋田県生まれ。1977年 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。熊本大学法学部教授、熊本県立大学文学部教授を歴任。主な専攻領域は英文学、ハーバル(植物誌)など。
著書:『国際社会の近代と現代』(共著、九州大学出版会)
訳書:アディソン『花を愉しむ事典』(共訳、八坂書房)
論文:「King Lear の植物について」、「On the Plants of Ophelia」ほか

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ISBN978-4-89694-228-6 

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