分類 |
文化史 |
タイトル |
ドストエフスキー 下 |
サブタイトル |
─木洩れ日のなかを歩む獏の独白─ |
著者 |
大森政虎著 |
ページ数 |
528頁 |
判型 |
菊判・上製・函入 |
定価 |
6,380円(本体5,800円) |
内容 |
下巻
●第三部A その生涯をスケッチする
ペトラシェフスキー事件で死刑判決、それが破棄されてシベリア流刑をくらったドストエフスキー。数奇な運命をたどった作家の、おいたちから死を迎えるまでの全生涯を動的に描く。
●第三部B その作品を読む
処女作《貧しき人びと》から最後の長編《カラマーゾフの兄弟》までの全作品それぞれについての論考を収録。 |
目次 |
【下】
第三部A その生涯をスケッチする──生活面からのアプローチ
はじめに――作家の肖像について
1 おいたち――幼少年時代
2 作家誕生
3 ペトラシェフスキー事件
4 シベリア流刑――結婚
5 ペテルブルグ帰還――雑誌編集・第二の結婚
6 外国滞留
7 帰国――晩年・死
第三部B その作品を読む
1 初期作品
貧しき人びと/分身/九通の手紙にもられた小説/プロハルチン氏/家主の妻/ポルズンコフ/弱い心/正直な泥棒/クリスマス・ツリーと結婚式/他人の妻とベッドの下の夫/白夜/ネートチカ・ネズワーノワ/小英雄
2 ステパンチコヴォ村とその住人
3 伯父様の夢
4 虐げられた人びと
5 死の家の記録
6 いまわしい話
7 冬に記す夏の印象
8 地下室の手記
9 鰐
10 賭博者
11 罪と罰
12 白痴
13 永遠の夫
14 悪霊
15 未成年
16 カラマーゾフの兄弟
あとがき |
PDFパンフレット |
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備考 |
著者略歴
大森政虎(おおもり・まさとら)
1926年茨城県下館町(現在、下館市)に生まれる。水戸高校(旧制)、東京大学理学部動物学科卒業。
1951年平凡社入社。主として百科事典の編集にあたる。1981年平凡社退社。著書として《杜ノ瀬生々の手帳から 1986~87》、詩集《白楊樹》がある。
ISBN978-4-89694-808-0 |
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