ドストエフスキー 上

分類 文化史 
タイトル ドストエフスキー 上 
サブタイトル ─木洩れ日のなかを歩む獏の独白─ 
著者 大森政虎著 
ページ数 336頁 
判型 菊判・上製・函入 
定価 4,180円(本体3,800円) 
内容 上巻
●第一部 ドストエフスキー山露西亜寺詣で道中記
巨人ドストエフスキーにアプローチする気持を〈旅〉になぞらえて、道中記の名目で書き綴る。《罪と罰》から《カラマーゾフの兄弟》《作家の日記》までの各作品についての論考を収録。
●第二部 〈わたしのドストエフスキー像〉をめざして――書物との対話
多種多様のドストエフスキー論を中心に、その周辺に位すると思われる、宗教・哲学・歴史・文学などいろいろな分野に属する書物、それらについての論考を収録。 
目次 【上】
第一部 ドストエフスキー山露西亜寺詣で道中記
 第一部まえがき
1 道中記(壱)《罪と罰》の巻
2 道中記(弐)《白痴》の巻
3 道中記(參)《永遠の夫》の巻
4 道中記(肆)《悪霊》の巻
5 道中記(伍)《未成年》の巻
6 道中記(陸)《カラマーゾフの兄弟》の巻
7 道中記(漆)《作家の日記》の巻

第二部 〈わたしのドストエフスキー像〉をめざして──書物との対話
 第二部まえがき
1 宗教部門――聖書・キリスト・パウロ・ギリシア正教・イスラム教・仏教
2 哲学・思想部門――パスカル・デカルト・ベルグソン・ニーチェ・ロシア・その他
3 歴史部門――ロシア革命・シベリア流刑史・ロシア教会史・ピョートル大帝
4 文学・演劇部門――プーシキン・トルストイ・芥川・その他
5 ドストエフスキー論およびその周辺――ドストエフスキー論いろいろ・
妻と娘の回想録・情人スースロワの日記・コヴァレフスカヤ・宣教師ニコライ
〔付〕妻との往復書簡・父母兄弟への手紙 
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備考 著者略歴

大森政虎(おおもり・まさとら)
1926年茨城県下館町(現在、下館市)に生まれる。水戸高校(旧制)、東京大学理学部動物学科卒業。
1951年平凡社入社。主として百科事典の編集にあたる。1981年平凡社退社。著書として《杜ノ瀬生々の手帳から 1986~87》、詩集《白楊樹》がある。


ISBN978-4-89694-807-3 

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