分類 |
文化史 |
タイトル |
アンブレラ |
サブタイトル |
─傘の文化史─ |
著者 |
T.S.クローフォード著/別宮貞徳・中尾ゆかり・殿村直子訳 |
ページ数 |
288頁 |
判型 |
四六・上製 |
定価 |
2,750円(本体2,500円) |
内容 |
古代エジプトで発明されてから3000年の日傘・雨傘にまつわる様々な文化を描き出すアンブレラ史。実用・装飾品としての流行のみならず、起源、宗教的・政治的な権力の象徴としての役割、傘に関する伝承等々を豊富な挿図で語り尽くす! |
目次 |
第一章 傘の起源
第二章 インドと東洋の傘
第三章 アフリカの傘
第四章 中世――カトリック教会の傘
第五章 実用的な傘――一五〇〇年~一七五〇年
第六章 ついに出た傘人気――一七五〇年~一八〇〇年
第七章 ファッショナブルなパラソルとこうもり傘
第八章 こうもり傘の伝承
第九章 文学と美術に見られる傘
第十章 傘産業 |
PDFパンフレット |
|
備考 |
★著者紹介
T.S.クローフォード(Terence Sharman Crawford)
1945年、イギリスのバーミンガム生まれ。
1970年以降、編集者として活躍するかたわら、イングランド南部を中心とする郷土史関係の記事・論文を多数執筆。
本書以外の著書に、Wiltshire and the Great War (1999) がある。
★訳者紹介
別宮貞徳(べっく さだのり)
1927年生まれ。元上智大学教授、現在翻訳家・評論家。
著書:『「あそび」の哲学』、『日本語のリズム』、『そこに音楽があった』、『誤訳迷訳欠陥翻訳』など。訳書:『G.K.チェスタトン著作集』、C.H.ハスキンズ『12世紀ルネサンス』、A.ブラックウッド『世界音楽文化図鑑』、M.アルボム『モリー先生との火曜日』、P.ジョンソン『アメリカ人の歴史』など、あわせて150冊にのぼる。
中尾ゆかり(なかお ゆかり)
1950年生まれ。西南学院大学文学部卒業。1988年より別宮貞徳氏に翻訳を学ぶ。現在翻訳業。
訳書:L.A.セブロウィッツ『顔を読む』(共訳)、翻訳協力:P.ジョンソン『インテレクチュアルズ』『現代史』、G.バラクラフ『キリスト教文化史』、M.C.フィッツジェラルド『ギャラリーゲーム』、E.ウッド『ガーシュイン』、A.ブラックウッド『世界音楽文化図鑑』その他多数。
殿村直子(とのむら なおこ)
1951年生まれ。上智大学文学部卒業。1989年より別宮貞徳氏に翻訳を学ぶ。現在ノンフィクション翻訳に従事。
翻訳協力:G.バラクラフ『キリスト教文化史』、W.アイザックソン『キッシンジャー』、R.ブラウンリッグ『新約聖書人名事典』、A.ウォー
『クラシック音楽の新しい聴き方』、E.ウッド『ガーシュイン』、A.ブラックウッド『世界音楽文化図鑑』など。映像翻訳:NHKドキュメンタリー番組『麻薬戦争』、『臓器移植』他。
原題 "A HISTORY OF THE UMBRELLA" Terence Sharman Crawford
------------------------------
ISBN978-4-89694-810-3 |