きのこ博物館

分類 自然 
タイトル きのこ博物館 
サブタイトル  
著者 根田 仁著 
ページ数 240頁 
判型 四六・上製 
定価 2,200円(本体2,000円) 
内容 シイタケ、シメジ、マツタケ、ヒラタケ、マンネンタケ、サルノコシカケ、ツキヨタケなど、食用・薬用から毒きのこまでを多数取り上げ、名前の由来や利用の仕方、故事来歴などなどを幅広く紹介。身近なきのこと人の関わりを語り尽くす。  
目次 ──遠くて近いきのこたち
仙人の妙薬? ブクリョウの話
光るきのこの話
山姥の髪の毛の正体は?
幸運のシンボル、マンネンタケの話
火種になったきのこ、ホクチタケの話
糞から妙薬? チョレイマイタケの話
馬の屁? オニフスベ・ホコリタケの話
不老長寿の妙薬? 冬虫夏草の話
葦原のきのこ、菌の正体は?
寄生虫駆除と雷丸
薬から布まで利用、サルノコシカケの話

──きのこの味わい今昔
庶民の知恵が広めた、シイタケづくり
松の気のかたまり、ショウロの話
キクラゲ、その食毒は木に従う
ナメコとエノキタケの間柄
古来の味覚、ヒラタケの話
毒か薬か、コウタケの味
松林の佳品、ハツタケの味
母屋を取られた、シメジの話
乱舞を招くきのこ、マイタケの味
毒きのこにされていた、イグチの話
茸の女王キヌガサタケと、スッポンタケ
正体不明のクリタケの話
きのこの王様、マツタケの話

──きのこをめぐる文化史
ツュンベリーと日本のきのこ
アメリカによる日本の菌類調査
きのこの漢字
きのこをめぐる英語の話
ピーターラビットときのこ
古代ギリシア・ローマのきのこ
狂言のきのこ
きのこ中毒の話
お江戸のきのこ料理の話 
PDFパンフレット  
備考 好評既刊
『都会のキノコ』もご覧下さい。

『きのこ博物館』著者略歴
根田 仁(ねだ・ひとし)
1957年 東京に生まれる
1980年 東京大学農学部林学科卒業
1982年 農林水産省林野庁林業試験場(現 独立行政法人 森林総合研究所)に勤務。
きのこの分類・栽培などの研究に従事。
現在、きのこ・微生物研究領域 きのこ研究室 主任研究官
主な著書 『きのこの増殖と育種』(共著、農業図書 1992年)『森林インストラクター入門』(共著、全国林業改良普及協会 1992年)『キノコの世界』(共著、朝日新聞社 1997年)


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ISBN978-4-89694-819-6 

掲載図版1  掲載図版2

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